設立経緯
2001年、緑区には1621人の外国の方が住んでいました。主に中国、韓国、ブラジル、フィリピン、インドなどの国です。今でこそ1000人を超えたインドの方もこの当時は5人でした。2001年以降、緑区の外国人は大きく増加しました。最近5年間は増加の伸びも大きく、1.6倍に増えました。下表参照。
2005年度に区役所の後援として、初めて”日本語ボランティア養成講座”を開催し、講座終了後には受講者による日本語教室が誕生しました。
2006年には『緑区市民活動支援センター”みどりーむ”』が開所され、それを機に運営委員会の5つの部会の一つとして国際交流部会が発足しました。それ以降、この部会では毎年”日本語ボランティア養成講座”を開催し、受講者が新しく日本語教室を開設しましたので、緑区内で日本語教室は現在8か所となりました。
さらには外国人の支援として生活に必要な、防災訓練、ゴミ分別講座、資源選別センターの見学や日本語発表会、日本文化体験会、などを毎年実施してきました。
2001年 | 1,621人 | 中国 (486人) | 韓国 (314人) | ブラジル (275人) | フィリピン (201人) | ペルー (48人) |
2005年 | 2,137人 | 中国 (779人) | 韓国 (348人) | フィリピン (315人) | ブラジル (242人) | 米国 (53人) |
2010年 | 2,392人 | 中国 (929人) | 韓国 (398人) | フィリピン (310人) | ブラジル (221人) | インド (63人) |
2015年 | 2,796人 | 中国 (890人) | インド (434人) | 韓国 (358人) | フィリピン (309人) | ブラジル (182人) |
2020年 | 4,350人 | 中国 (1106人) | インド (1083人) | フィリピン (436人) | ベトナム (346人) | 韓国 (335人) |
私たちは多様な文化が共生するまち、誰もが活躍できるまち、誰もが幸せを感じて暮らせるまちづくりの実現に向けて、国際交流部会に所属している日本語教室等だけでなく、外国人支援や交流をしている団体等、幅広い団体が一緒になって、『NPO法人みどり多文化共創の会』を9月23日に設立しました。
沿 革
2020年9月
NPO法人の設立、登記完了